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食料生産プロセス学:
食品の加工生産流通分野の研究をしています。特に最近は、新素材の食品素材への応用や食品に混入する異物の非接触検出、食品偽装防止技術などに取り組んでいます。
作物学:
アフリカでは稲が畑で雨水のみ(潅水なし)で栽培されており、水不足の影響が深刻です。私達は稲作において水不足を回避する技術の開発を行っています。熱帯資源作物の栽培?品種育成も行っています。
農業気象学:
気象データを解析することで、農作物の収量を向上させたり、害虫や病気による被害を防いだりすることが可能です。気象データの蓄積によって、農業の生産性を高めることができます。
植物遺伝育種学:
キクとユズを対象に遺伝学的な研究を行っています。ユズでは栽培上問題となっているとげをターゲットにしています。キクでは、日本全国広く分布しているキクがどのように遺伝的に決定されているのかを研究対象としています。
果樹園芸学:
持続可能な果樹生産には現在多くの問題があります。安定生産技術として、スマート農業やデータ農業を行っています。また、園地間差や年次変動の要因などを解明しようとしています。
農山村資源利用学:
農業や食、山村における暮らしに焦点を当て、文化、社会、経済、自然環境と関連づけながら、農業と結びついた地域づくりや持続的な資源利用について学んでいます。
施設生産システム学:
施設園芸や植物工場などの施設を用いた生産システムの最適化や省エネルギー化の研究を行っています。環境計測と制御を中心に、営農型太陽光発電による環境や作物の評価や新たな園芸ハウスの開発に取り組んでいます。
植物資源機能科学:
専門はイネの遺伝学と育種学です。特に米ぬかの研究に取り組んでいます。米ぬかは玄米を精米する際に生じる副産物で、多くの栄養成分が含まれています。その米ぬかをどのように有効利用できるかを研究しています。
農業経営学:
私が担当する農業経営学の分野では、人と自然、人と人との関係を科学的に探求し、社会経済学的な視点から、より良い人と自然、あるいは人と人の関係をどう構築すべきかを研究しています。
組織経営学:
地域農業について経済と経営を通じた研究をしています。農地を中心とした地域資源への営農組織の果たす役割や、ワイン産業の果たす地域農業への貢献といったテーマが中心になります。
農工情報共創学:
生理生態AIエンジンによって作物の生理反応を推定しますが、これだけでは農家支援にはつながら無いため、営農最適化モデルといった営農支援AIエンジンの開発を同時に行っています。
作物環境調節学:
専門は植物の光合成で、環境データの計測と解析などによって、植物の生理生態の理論を研究しています。栽培現場レベルで光合成量を推定するために、光合成の“見える化”にも取り組んでいます。
蔬菜園芸学:
主に高知県で栽培が盛んな蔬菜(野菜)を用いて、植物ホルモンや栽培環境が植物の生育に与える影響や遺伝子発現との関連を調べています。また、ゲノム編集などを用いて、クロロフィル含量が高く、黄変しにくい葉菜類の作出を試みています。
農業経済学?食料農業市場学:
学校給食における食材?食品の流通をテーマに研究しています。食品農産物流通の諸問題を現場によりそい事実の中からメカニズムをみつけだすことを目指しています。
畜産物利用学?食品科学:
希少な土佐あかうしを分析する
土佐あかうしの希少な肉質を科学的に分析し、その美味しさの秘密を解き明かしています。また、肉に含まれている低分子化合物(ペプチドやD-アミノ酸など)の作用機構についても解析しています。
流域水工学:
社会基盤として建設材料(コンクリート)に関する研究や生態系、持続可能な水環境、地域活性においては、再生可能エネルギー、国際貢献といった観点から研究を展開しています。
化学生態学:
化学生態学というのは、化学と生態学が融合した科学です。生態学では生物の行動や相互作用を理解し用とし、これを化学的視点(臭い成分や植物ホルモンなど)で解明します。
林業工学:
私は現在、188bet体育_188bet赌场-【平台官网】の林業工学の研究を行っています。具体的には森林利用の一環として、木材の収穫、そして現在は燃料木やバイオマス材料としての木材収穫利用に取り組んでいます。
地域気候モデリング:
地域スケール(数百m~1000kmの空間スケール)の気象?気候とそのモデリングを行なっています。特に、熱帯の降水のメカニズム解明に取り組みます。また、気候変動緩和?適応策について、植林の効果などを検証しています。
農業農村工学:
農業用水路における水の流れやその阻害要因、また環境悪化が進行する水域における汚濁メカニズムなどについて、環境モニタリング、モデルシミュレーションを通じて追究し、人間と水さらには自然環境とのより良い関係性の構築を目指します。
森林経営学:
この森林資源を社会が安定して活用していくためには、供給体制、つまり育林から収穫、加工、流通、消費を支える社会構造の持続可能性を考える必要があります。社会?産業構想、各種制度など解決方法を探る研究に取り組んでいます。
野生動物生態学?哺乳類学:
フィールドで哺乳類の生態を研究しています。クマやカワウソといった食物連鎖の頂点に位置する動物の行動や生態を調べたり、生態系の中での役割明らかにすることを目指しています。
学生の話を聞いてみよう