女性研究者研究活動支援事業(連携型)
四国5大学連携女性研究者活躍推進コンソーシアム形成事業

「介護デビュー応援セミナー あなたは遠距離?近距離?」を開催しました

 男女共同参画推進室では、平成27年4月15日に第6回ワーク?ライフ?バランス講座「介護デビュー応援セミナー あなたは遠距離?近距離?」を開催しました。
 講師には、多くの介護経験者への取材を行ってこられたNPO法人パオッコ理事長太田差惠子氏を迎えて、介護の不安や悩みを解決するためのお話をして頂きました。
 豊富な事例のなかから、介護と仕事の狭間にある人が、両親やきょうだいとのコミュニケーションを通して、親をささえるためのプロジェクトを作成する手順が紹介されました。①介護の課題を探り、②介護保険を申請し、③情報収集をして、さらに④親族や親の身近な人、介護?福祉の専門職とチームを組んで、役割分担を決めます。さらに、⑤介護資金をプランするにあたっては、普段の親との対話があってこそ、親のお金について聞き出すことができるという点が指摘されました。
 参加者からも介護の実践について質問があり、たいへん満足度の高い講演会となりました。

参加者アンケート 回答者13人(女性8人、男性5人)


参加者からの感想

  • 交通費など親のお金を使うのが基本ということはなるほどと思った。うちの場合は子は長男である私一人だけなのでトラブルは起こらないだろう。「生きたお金の使い方」をしたい。これまで私自身経済的に自立しているのだからと交通費は自分の財布から出すのが当たり前と考えてきたが、父親が入院、年老いた母親が病院に通って面倒を見はじめた今、状況が変わったのだと思う。

  • 実際にどうやって介護されているかについて多くの情報をいただくことができ、私自身にもまた周囲に伝えて役立つお話でした。どうもありがとうございました。

  • 具体例が沢山聞けて良かったです。情報、お金コミュニケーションが大切だと感じました。

  • もやもやしていたことを、スバッと言っていただいて、改めて考えることができました。

  • たくさんの情報を見ることができて良かったです。ありがとうございました。