ワークショップ 
              「コア解析による古環境復元のための高精度時間軸の確立と問題点 
              〜グローバルな古気候復元に向けて〜」 | 
           
         
        
           
            | 近年,複数の年代測定法を駆使し、海底コア、湖底コア、雪氷コアなど、多くのコア研究から様々な環境情報が復元されている。各コアから得られた環境情報には、精度の高い時間軸を必要とする。特に,各イベントの同時性あるいは前後性を明らかにし,グローバルな地球環境変動史を復元することが大命題である。このワークショップにおいて、様々な年代測定法とその問題点に主眼をおき,それらによって明らかにされた総合的な地球環境変動史を探る。 | 
           
         
        
           
            開催日時:2007年3月19日(月)13時〜18時 
                       3月20日(火)9時〜12時 
              会場:高知大学物部キャンパス内 高知コアセンター セミナー室 
              主催:高知大学 海洋コア総合研究センター 
              世話人:村山雅史(高知大 海洋コア総合研究センター) 
                   中村俊夫(名古屋大 年代測定総合研究センター) | 
           
         
         
        
        
           
            13:00-13:10 趣旨説明 
              13:10-13:35 村山雅史(高知大・海洋コア総合研究センター) 
              海底堆積物の年代決定とその問題点 
              13:35-14:00 中村俊夫(名大・年代測定総合研究センター) 
              加速器質量分析計による14C年代測定と堆積物への応用の諸問題 
              14:00-14:25 南雅代(名大・年代測定総合研究センター) 
              琵琶湖湖底堆積物の堆積年代 −14C,210Pb,137Cs年代− 
              14:25-14:50 奥野充(福岡大・理) 
              炭素14法と熱ルミネッセンス法による噴火史編年−福岡大学での取り組み- 
              14:50-15:00 青木かおり(トロント大) 
              広域テフラの同定法と噴出年代測定法 
              15:20-15:55 佐々木圭一(金沢学院大)・稲垣美幸・大村明雄(金沢大) 
              スペクトル230Th234U年代からみた琉球列島における氷期のサンゴ礁 
              15:55-16: 20 横山祐典(東大・理・地球惑星) 
              U-series dating on corals using TIMS for climate and geochemical 
              research 
              16:55-18:00 コアセンター施設見学 
              19:00-21:30 懇親会(@高知市街を予定) | 
           
         
        
        
           
            09:00-09:30 [招待講演]阿部彩子(東大・気候システム研究センター) 
              淡水に対する氷期と間氷期の気候システムの応答 
              09:30-10:00 [招待講演]川村賢二(東北大・大気海洋変動観測研究センター) 
              空気のO2/N2比を用いた南極氷床コアの絶対年代推定〜氷期−間氷期サイクルのメカニズム解明に向けて〜 
              10:15-10:40 小田啓邦(産総研・地質情報研究部門) 
              古地磁気層序と古地磁気強度を用いた高解像度年代層序 
              10:40-11:15 入野智久(北大・院・地球環境) 
              酸素同位体層序 −軌道チューニングにおける誤差要因− 
              ーーー   コメント  (阿波根直一,北大・理学研究科) 
              11:15-11:40 白井正明(東大・海洋研究所) 
              陸から深海への砂の旅 −OSL年代測定法を利用した評価方法− 
              11:40-12:00 総合討論(今後に向けて) | 
           
         
         
         |