公開日 2025年10月14日
2025年9月25日(木)、中国?陜西科技大学の黄剑锋学長をはじめとする一行が、受田浩之学長を訪問されました。
陜西科技大学は、中国?陝西省の省都西安に位置する総合大学です。1958年の北京軽工業学院を前身とし、2002年に現在の校名に改称されました。軽工業分野の教育?研究を特色とし、材料化学与工程学院を始めとする8つの学院(学科)、24,000人以上の学生を擁しています。本学とは、1994年の協定締結以来、主に理学、農学、工学などの分野で交流が続けられてきました。
黄剑锋学長は、研究留学で日本に滞在された経験があり、2025年1月の同大学の学長就任以来、特に日本の協定校との連携の拡大?深化を目指していることから、今回の訪問が実現しました。
当日は、受田学長から、本学の目指す「地域を支え、地域を変えることができる大学」の実現には、信頼のおける国際的なパートナーが不可欠であり、長きにわたる陜西科技大学との友好をより深める機会になることへの期待が述べられました。続いて、黄剑锋学長から、歓迎に対する御礼が述べられ、今後の交流に向けた意見交換が行われました。
意見交換においては、同大学への本学博士課程学生の派遣促進や、短期の文化?学術交流の促進、材料科学、化学工学といった分野での教員交流の推進の可能性について、前向きな議論が交わされました。
表敬訪問後には、理工学部附属水熱化学実験所の視察が行われるなど、今後の両大学間の交流推進が期待される貴重な機会となりました。
黄剑锋?陜西科技大学長による挨拶 理工学部附属水熱化学実験所 視察の様子
記念撮影