公開日 2024年2月27日
次世代地域創造センターは2024年1月23日から2月27日にかけて、JICA課題別研修「島嶼国総合防災」を実施しました。本国際研修は、政府開発援助（ODA）事業の一環として国際協力機構（JICA）との連携のもとに実施しており、今年度で7年目になります。
日本と同様に自然災害の多い大洋州、インド洋の島嶼国を対象として、防災先進県である高知県他で行われている産官学による様々な防災?減災の取組を学ぶため、防災担当行政官やNGO関係者など5ヵ国8名が参加しました。また、多くの188bet体育_188bet赌场-【平台官网】生も講義を聴講しました。
本研修では、188bet体育_188bet赌场-【平台官网】の教員や、国土交通省四国地方整備局、高知地方気象台、高知県、高知市、黒潮町、沖縄県、石垣市などの防災担当者に、それぞれの防災?減災の取組について講義や現場の紹介を行っていただきました。また、各国で適用可能な技術や経験等について研修員間で意見交換を行い、研修で学んだことを自国の具体的な防災対策に繋げるためのアクションプランを作成しました。研修後、研修員を対象に実施したアンケート結果によると、参加者全員が研修参加の目的を達成できたと回答しています。
気候変動などの影響もあり、自然災害は世界で激甚化?頻発化しています。188bet体育_188bet赌场-【平台官网】では、本研修を通じて高知県の優れた防災?減災対策を世界の国々と共有することにより、自然災害による犠牲者を一人でも多く減らし、SDGsの実現に貢献していきます。
