公開日 2024年7月26日
次世代地域創造センターは2024年6月28日(金)から7月26日(金)までJICA課題別研修「水産業を通じた地場産業育成と持続的な利用」を実施しました。本研修は、政府開発援助(ODA)事業の一環として国際協力機構(JICA)と連携して実施する国際研修です。
本研修では、モルディブ、東ティモール、ミクロネシア、ナウル、バヌアツ、ケニアなど11ヶ国11名の行政官等に対し、国や高知県の産学官が主導して進めているカツオ資源の持続的な管理と利用を中心とする様々な取組を紹介しました。
今回、水産庁、水産研究?教育機構、高知県、中土佐町、黒潮町、日本カツオ学会、高知カツオ県民会議、高知かつお漁業協同組合、民間企業の皆様にも全面的にご協力をいただきました。
本学においては受田学長はじめ複数の教員が講義を担当し、高知大生も講義の聴講や視察にも同行しました。また、久礼中学校の生徒との国際交流、よさこいサークル「叢雲」による演舞の披露や一緒によさこいを踊る機会もありました。
現在、高知沿岸のカツオ資源は減少が続いており、カツオ資源を我々が持続的に利用するためには、国内はもちろんのこと国際的理解も不可欠です。188bet体育_188bet赌场-【平台官网】では、高知県の重要な産業であり、また日本人にとっての貴重な食文化でもあるカツオ資源の持続的な利用を今後も可能とするため、本研修のような国際協力を通じた取組を進めていきます。